石の上にも三年
【意味】
冷たい石の上にも三年も座っていれば、石も温まること。
最初は辛くても、地道に辛抱すれば報われる。
【由来】
古代インドの修行僧が三年間、石の上で座禅をし続けた。その間一度も休むことがなかった。そうした厳しい修行の末、見事悟りを開くことができた。それが由来となっている説があるが、語源の定説は見つからず。
【使い方】
夢をあきらめずに、石の上にも三年の精神で努力して成功を収めた。
【雑記】
コツコツと地道に、辛抱強く耐え忍んで事を成していれば報われる。確かに。
ただ、100%それが報われるかといえば、必ずしもそうではなない気もする。
とはいえ、石の上にきちんと三年座ることで、報われる結果に近いところに来れるということは事実だと思う。例えその場では報われなかったとしても辛抱がいつか大きな結果を出す可能性もある。
神様のいたずらで、努力や辛抱の結果が、だいぶ後になって報われるということだってあるはず。神様は見ている。ただ、いたずら好きではある。
誰かが言っていたが、人生+-論。
プラスがあるからこそのマイナス。マイナスがあるからこそのプラス。
冷たい石の上に座り続けるマイナスからの報われるプラス。
上手くできてますね。
就職したら3年間は辞めずに続けること。ということを言われたものである。大学を卒業して初めて就職したところでは、丸三年間仕事を続けることができた。そこで得たもの。それをもって今の人生のストーリーができている。
一朝一夕では、何事も結果は得られない。
(一朝一夕については別で記事を書こうと思う。)
さて、地道にコツコツこれからも人生の石を積み上げていきましょうかね。
※日本は「3」ていう数字好きですよね。