中国の古典「四書五経」から
【意味】
徳の無い、品性の無いようなつまらない人間が暇になるとろくなことをしなかったり悪いことをしがちになる。
【雑記】
この言葉は知らなかった。どこかの書き込みを見て、調べて知った。
本当にその通りだと思う。ネットを使用するとこういう新たな言葉や故事に出会えるから人生は面白い。昔の人の感性は後世に生きる私たちに良くも悪くも人の真実を教えてくれる。
私なんかは、暇になると本当にろくなことをしない。自分に対する甘やかしに歯止めが効かなくなる。SNSの中で誹謗中傷や僻み、妬みの書き込みを見ると、この言葉が言い得て妙だとつくづく思う。
なにかやることがあったり夢中になっていることがあると、中傷の書き込みをしている時間がない。そもそもあまりSNSを見ている時間もない。
暇が生み出した、言葉の毒。いや、でも中傷という言葉の毒の中に人の汚い真実が詰まっているようにも思う。
なんにせよ、暇すぎるのも考えものである。
人生のスパイスとしてある程度の忙しさは必要。
ある程度の忙しさの中で生まれる「暇」それを贅沢に使うことこそが人生を充実に生きていくことにつながるのではなかろうか。
私は徳の無い人間なので今後、暇すぎるという環境は作らないように心がけよう。そう思わせてくれた言葉である。
※今日のトップ画は干支の兎。2月もピョンピョン跳ねます。