悪銭身に付かず
【意味】
悪いことや賭博をして得たお金は結局無駄なことに使ってしまい、手元に残らないこと。
【由来】
はっきりした由来はなし。
江戸時代の歌舞伎で出ていたこともあるので、江戸時代には既に使われていたことわざと思われる。
【使い方】
パチンコで得たお金は手元に残らない、まさに悪銭身に付かずである。
【雑記】
本当にその通りだと思う。
私も過去、何度かギャンブルでお金を得たことがあったがすぐに同じギャンブルでお金がなくなったり、普段は買わないものを買ってしまったりして手元に残った試しがない。
地道に努力して稼ぐことが重要だと思う。これまた世の中上手く出来ている。
お金というのは生活にとても役に立つものであるが、基本は魔物だと思う。
人間関係が破綻することもお金が理由であることが多い。例をあげると枚挙に暇がない。お金は時に人を狂わせる。
お金との距離感が大事。
SEの世界もお金にはシビアである。プロジェクトの予算が削られて、プロジェクト凍結なんてことはよくある話。まぁ、プロジェクトの予算は別に悪銭ではないのだが・・・。
不正にお金を手に入れる。不正申告でお金を手に入れる。その時は、手元にお金が入り良いかもしれないが、結局は巡り巡って自分の身に降りかかる不幸が訪れる。そんなものである。
周りにギャンブルでお金を貸してほしいという声があっても貸さないでほしい。その人の為でもある。悪銭にはなにか得体のしれない怨霊が付いているように思う。人々の怨嗟の声なのかもしれない。
汗水流して、お金を手にしましょう。
何時代においても変わらない法則がそこにある。