弱肉強食とは弱いものが強いものの餌食となる事。
生物界の大前提。生物界のピラミッド。
喰って喰われての世界。
私は人間として生きている。なので、様々な生物の命を頂いてきている。
それに見合う生き方をしてきたかと言われれば、首を縦に振ることができない。
申し訳ない・・本当申し訳ございません。
今まで、生物の命を頂いてきたので、自分が喰われても文句は言えないのである。そんなことに気づかされた本がある。
そもそも、僕らは生きる為に、他の動物や植物の命を犠牲にしている。それなのに、「自分だけは苦しんで死にたくない!」なんていうのは、ちょっと虫が良すぎるようにも思う。
「いただきます」や「ごちそうさま」なんて、ひどいエゴではないかということだ。魚たちからしてみたら、よくわからない理屈で殺されるよりも、レジャーとして再び海に逃がされるほうが100倍マシである。
出典:寝そべり族:なるべく働かないでいきていく (著者 ゆるふわ無職)
こちらの本を読んでつくづく、罪深いことをして来たなと感じた。
(とはいえ、前回のブログでは内臓ウマーの記事をあげてしまったのだが・・)
ちなみに「ゆるふわ無職」さんの本は結構興味深いことが書いてある。ちょっと肩の力を抜いて生きてみようかしらと思わせてくれた。
弱肉強食は生物間だけではなく、人間同士の世界でも当然ある。
学校、会社、地域社会、国家、世界と様々な土俵で弱肉強食がある。
喰われることに怯えることもあった。実際、喰われたこともあったと思う。
正直、人間界では最低限の生活さえ出来れば、あとはどうでも良い。
衣食住があれば生きてはいける。出世街道からは外れても良い。
残りの人生で、私はどう喰っていくのか。喰われていくのか。
それを考えると、怖いものがある。
まぁ、だけど生きていかなきゃいけないんですけどね。
じゃないと、私に喰われた生物たちが報われない。
すみません、本当にすみません。そして、ありがとうございます。
なんとか、自分らしくこれからも藻掻いて生きていきます。